私たち人間も自然の一部です

いま弊社の中心的事業として社会の注目をあびているのは、再生資源リサイクル部門です。清涼飲料やビールなどの空缶は再生資源利用促進法(リサイクル法)の施行によって製造業者や販売業者に回収・再生の義務が生じることになりました。弊社は早い時期から空缶処理機の製造と販売を手がけ、環境の美化に取り組む人たちの意欲に応えてきました。そして、製造業者や公益団体などに代わって実施するリサイクル事業とパッケージにした「空缶一貫ビジネス」のリーディングカンパニーとして信頼をいただいています。

リサイクルと環境美化に貢献

弊社が空缶処理機の製造・販売に乗り出したのは昭和50年代後半のことです。街や自然を汚すゴミや容器包装廃棄物などが、まだそれほど深刻な問題になっていなかった時代でした。まず、使いやすい空缶処理機を開発した弊社は、次に、空缶の中間処理(回収とプレス処理)を事業化しようとする人たちを、技術とノウハウでヘルプする「空缶一貫ビジネス」で大きく成長しました。
ようやくリサイクル法が施行されたのは平成3年10月25日。「自動車」「家電」「鉄鋼スラグ」とともに、「空缶」は再生利用対象とされたのです。これまで空缶の回収に苦労した人たちのもとに、引き取りや処理の依頼が殺到するようになりました。
そして、空缶など容器包装廃棄物のリサイクルに関する処理義務は、今後さらに厳しくなるものと予想されています。
そのとき、弊社の存在価値はさらに大きいものとなるでしょう。